今回は、カルトナージュで作る布箱に、イラストを転写したり、アクリル絵の具でペイントしたりして、いろいろと遊び心を加えてみました。
その中でも、マイブームのMod Podge(モッドポッジ)を使うとどうなるかを一番試してみたくて、2つの工程に取り入れてたらどうなったのか…という内容です。
具体的に何を試してみたかというと…
①ケント紙を使わずに内側の布を貼り、②箱が完成した後、全体をコーティング。
見た目はこんな感じです。
カルトナージュの布箱にMod Podgeを使うとどうなったかをまとめてみました。
布にMod Podgeを塗るとどうなるのか知りたかった
まずは、通常のカルトナージュと同様に、厚紙で箱を組み立てて外側に布を貼りました。下の写真は、コピーしたイラストを転写したり、マスキングテープを貼ってからアクリル絵の具でペイントした箱と、内側に貼る予定の布です。
カルトナージュで箱を作る際、通常はケント紙を使って内側や底に布を貼っていくのですが(参考)、布にMod Podgeを塗って乾かせば、布を紙の様に裁断できるとの噂…。
試してみない訳にはいきません!!
いざカットしてみると、ほつれることなくキレイに裁断できます!これはいい!!
Mod Podge FABRIC(ファブリックタイプ)を使うと、布の柔らかさが比較的保たれた状態でサクサクと切れます。
そこで気になったのは、Mod Podge Mat(マットタイプ)やボンドを布に塗った場合はどうかというということ。確かに、布はほつれずカット出来るんですが、布の柔らかさは失われて、パリパリになりました。
ケント紙を使わず、そのままの布を箱に貼った時の状態も、結構しっかりしています。
箱の内側の布もケント紙なしで、側面の高さだけ合わせてそのまま貼っていきました。
少々雑な印象はあるものの、出来なくはないということが判明。てっとり早く、チャチャッと作りたい時は、これでもいいのかなと思いました。
Mod Podgeでコーティングすれば水に強い箱になる?!
カルトナージュの布箱は、水に弱いという弱点があります。紙と布をボンドで貼っているだけだから、当たり前のことですよね。水に濡れてボンドが表面にしみ出してくることもあります。
だから、ニスのようにコーティングする仕上げ剤としての効果もあるMod Podgeを表面に数回塗り重ねれば、布の柔らかさはなくなるけれど、多少は水に強くなります。
残念ながら、Mod Podgeの説明書きには、塗り重ねることによって「防水」加工が出来るとは、明記されていません。でも、スプレーで水をかけても、何もコーティングしていない布箱の様に、どんどん水がしみ込んでいく感じではないので、洗面所の側に置いて使うなど、多少の水なら大丈夫そうです。
※参考までに、湿気や雨・風などに強く、外で使うものを作るのに適したアウトドアタイプのMod Podgeもあります。
普通のカルトナージュ作業で作った布箱ほどの美しさや完成度はありませんが、「たまにはこういうのもいいな♪」というのが正直な感想です。
ちなみに、外側のカーキ色の生地、実は古着の綿パンなんです。捨てようとしてた布の再利用だからこそ、いろいろと気兼ねなく試せたっていうのが一番良かったきがします。
たまには、ひと味違った箱づくりもいいですね。
それでは、また☆
はじめまして。
chinokoと申します。
ブログめぐりをしていたら、とっても素敵なブログを発見したので、コメントしてしまいました。
Mod Podgeすっごく面白いですね!
私も実験とか大好きなので、勉強になりました。
これからも楽しみにしてます^^
あと、リンクさせて頂きたいのですが大丈夫でしょうか?
もし何処かにリンクについて記載されていたらすみません><
海外ではかなり流行っている様子のMod Podge、もっと簡単に手に入るようになれば日本でも流行るんじゃないかなとにらんでます^^
何より自由度が高いので、アイデア次第でクラフトの幅が広がっていくのが楽しいですよ☆
リンクの件、OKです。よろしくお願いします☆
もしよかったら、chinokoさんのサイトも教えて下さい♪