寒い季節は、あたたかいお風呂に使ってぽかぽかとリラックスしたいものですよね。
今回はちょっと趣向を変えて、人にも環境にもやさしいお掃除グッズとしても活躍してくれる重層とクエン酸を使った入浴剤の作り方です。
混ぜて固めて乾燥させるだけの簡単3ステップで、お湯に入れればシュワシュワと溶ける炭酸ガスのバスボムが作れます。
ご覧の通り、形はただのいびつな球体ですが、うれしい効果がえられるので、ここ一年の間ずっとハマっていて、このバスボムをつくるために、重層とクエン酸を大量買いして作っています。
重層&クエン酸バスボムのうれしい効果
手作りバスボムには、包み込まれるようないい香りやきれいな色がついている訳でも、温泉のようにトロンとしてお肌がつやつやすべすべになる訳でもありません。
それなのに、作り方を知ってから1年以上作り続けている理由は何なのか。
大きくわけて3つの魅力的な効果が得られるなんです。
お湯がやわらかくなる
これは、一般的などの入浴剤をつかっても同じかも知れませんが、手作りバスボムをひとつ入れると、お湯がやわらかくなります。
お湯がとろんとする…と断言してしまうには少々語弊があるんですが、それでも、2つ3ついれると結構とろんとしてきます。ただ、入れすぎると、床がつるっと滑るので、1つで十分です。
角質がとれやすくなる
このバスボムを入れたお湯にしばらくつかって皮膚をやわらかくしてから、かかとの角質ケアをすると、いれてない時よりも確実にとれやすい!!
だから、小さめの固まりを作って、足湯の時にいれたりするのもおすすめです。
湯垢がつきにくい
どんなにキレイにお風呂掃除をしていても、お風呂をにつかれば浴槽にどうしても湯垢がついてきますが、手作りバスボムを入れると、湯垢のつきにくさを実感できます。
毎日使うために買うにはちょっと高価なバスボムも、重層とクエン酸を混ぜるだけで簡単に作れて、しかもうれしい効果を実感できることこそが魅力なんですね。
それでは、作り方を見てみましょう。
簡単手作り入浴剤の作り方
用意するもの
・重層とクエン酸と少量の水
・カップ、ボール、スプーン (混ぜるため)
・ラップ (丸めるため)
・お皿 (乾燥させるため)
STEP1:重層とクエン酸を2:1でまぜる。
重層2カップとクエン酸1カップをボールに入れて、ざっくり混ぜます。この計量カップ3カップ分で、3つのバスボムがつくれます。
STEP2:少量の水を入れて混ぜる
少量の少しずつ入れて混ぜ、しっとりしてきたかな?というくらいにします。
水をいれすぎると、タラタラになって次の固める段階で形を保持出来なくなるので、スプレーを吹きかけたり、ペットボトルのキャップで少しずつ入れてください。
目安としては、キュッと握って固まるくらいです。
STEP3:形をつくる
おにぎりをつくるような感覚でサランラップにいれて丸くかためれば出来上がり。
しっかり乾燥させれば、使えます。
表面が乾いていても、内側が乾いていない場合があるので、1〜2日しっかり乾燥させるようにしましょう。
食紅で色を場合には、水を入れる前に、耳かき数杯分を目安に。
水を入れた後で入れると、色がダマになってしまいます。
使う前にはアロマオイルを数滴たらすのがおすすめ
乾燥後、すべてのバスボムにまとめてアロマオイルをたらして香りをつけてしまうと、香りが蒸発して飛んでしまうので、アロマオイルを使う時は、毎回使用前に数滴たらして使うのがおすすめです。
ちなみに、こちらも同じ手順で作ったバスボムです。
サランラップで丸める代わりに、お菓子の型を使うとこんなにかわいく仕上がります。
私は溶ければ同じだから丸めるだけで十分なんですが、母はかわいい形を作ること燃えています。彼女曰く失敗も多いから、上手に形を作るにはコツがあるそうです。
機会があれば、いつかそのコツを紹介できればと思います。
重層とクエン酸のまめ知識
最後に、重層とクエン酸の効果を簡単にまとめてみました。
重層でペーストを作ったりクエン酸水を作って、それぞれの効果を有効的に得られる場所の掃除に活躍する2つのアイテムですが、これを見ると、なぜ角質がとれやすいのか、湯垢がつきにくいのか、納得出来る気がします。
重層 (=アルカリ性)
弱アルカリ成分で、油汚れ、手垢など酸性の汚れを落とす。
研磨効果がある。
クエン酸 (=酸性)
水垢や石鹸カスなどのアルカリ性の汚れ落とす。
雑菌の繁殖を防いだり、生臭い臭いの消臭する力ある。
手作りバスボムを入れた残り湯は、もちろん洗濯にも使えます。
ちなみに、一応全身をつけるものなので、このバスボム作りに使う重層とクエン酸は、お掃除用のものではなく、食品用としても使えるものを使っています。
クラフトで疲れた?身体を、ゆっくりと温めて癒してあげてください。
それでは、また☆

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