しっかり閉まるふたが箱と一体型のカルトナージュの作り方 -応用編-

0049_thumbnail

今回は、しっかりふたの閉まるカルトナージュ小箱の作り方 -基本編-の応用編です。

基本編では、ふたと箱が分かれていましたが、今回はふたと箱が一体型のタイプをつくる方法です。
やっぱり、ふたが箱にくっついていた方が、何かと実用的で便利ですよね。


しかも、ふたと箱がうまい具合に密着しているから、横にしても逆さにしても、勝手にふたが開いてこないし、留め具もいらないし、一番の気に入ってる小箱スタイルです。
0049_密着ふた一体型
このタイプの布箱は、ふたの布の貼り方がミソなので、そこを中心に解説していきます。
では早速、つくり方を見ていきましょう。

設計図と必要な厚紙とケント紙について

箱の寸法は、基本編と同じサイズで設計してありますので、参考にして下さい。

2mm厚紙と1mm厚紙、ケント紙については、基本編とほとんど同じですが、ケント紙120mm×20mmくらいのサイズが2枚余分に必要になります。

道具については、こちらを参考にしてください。

それでは、実際に作っていきましょ〜!

STEP1: 箱とふたを組み立てて、箱には布を貼って蝶つがいを作っておく。
まずは、箱を組み立てます。
組み立てる時は、断面にボンドを薄くつけて、長辺からしっかり接着していきます。
0049_密着ふた一体型_作り方01
箱は、こちらの記事を参考に外側に布を巻き、折りしろの処理をしたら、外側と内側の底にも布を貼っておいてください。

STEP2: ふたに布を巻いて、折りしろの処理をします。
ふたの内側に30mm、底側(ふたの上)に10mmの折りしろを残した布を巻いていきます。
箱を作ったときに残した蝶つがいと接着する面は、写真の様に両端10mm程度のみ布を貼ります。
0049_密着ふた一体型_作り方02
底側(上になる方)の四隅の処理をします。

四隅に斜めにはさみを入れてカットしてから、折りしろを貼ります。蝶つがいと接着する方の隅は、カットの仕方が少々異なりますので、注意して下さい。
0049_密着ふた一体型_作り方03
30mmの折りしろをつけた反対側の処理をします。

なぜ、30mmの折りしろをつけたかというと、ふたの内側の側面にも、同じ布を貼るからです。四隅を箱のエッジに合わせて、布に折り目をつけてから、厚紙の厚さ分のところで布に切り込みをいれます。

切り込みを入れた布を角に貼ってから、側面にも布を貼っていきます。
0049_密着ふた一体型_作り方04
ここでの手順は、カルトナージュで箱の両側面を1枚の布で貼る方法で詳しく解説しているので、参考にして下さい。

STEP3: 箱とふたを蝶つがいでくっつける。
箱に布を巻いたときに残しておいた「蝶つがいになる部分」を外に出した状態で、ふたを箱の上にのせて、蝶つがいをふたに接着します。
0049_密着ふた一体型_作り方05
次に、内側の蝶つがい部分を「カバーする布」を用意し、内側に貼ります。

厚紙の断面にもボンドをつけて、しっかりと接着してください。
ふたの角度のつけ方は、こちらの記事の「STEP9: 箱にふたをつける」を参考にしてください。ふたを閉じた状態で、しばらくおもりをのせておくと良いです。

STEP4: ふたの側面をカバーする。
ここまでの手順で、ふたと箱は蝶つがいによって一体化しましたが、蝶つがいをつけるがために、むき出しになっているふたの側面が1つありますので、ケント紙と布を使ってカバーしていきます。

貼付ける面より、一回り小さいケント紙に折りしろをつけた布をはり、四隅をカットします。折りしろは、上だけ残して他はケント紙に折って貼ります。
0049_密着ふた一体型_作り方06
蝶つがいと接している外側の側面と、内側の側面に貼ります。

上だけ残しておいた部分の布は、それぞれ、ふたの上部とふたの底の面に折って貼るようにして下さい。
0049_密着ふた一体型_作り方07
ふたの側面は、外側と内側でサイズが異なりますので、注意して下さい。

STEP5: 箱の側面を貼る。
1mm厚紙で、箱の側面を作ってはります。
0049_密着ふた一体型_作り方08
ここでの手順は、基本編のSTEP4・5と全く同じ手順なので、割愛します。

STEP6: ふたの上部と裏側の布を貼る。
ふたの裏側(内側)は、ケント紙をすっぽり入る大きさに調整した方が良いのですが、表にくる上部の布は、それよりも小さめにしてレースやリボンなどで飾るのもおすすめです。
0049_密着ふた一体型_作り方09
基本編は、ケント紙を小さめにしてレースを装飾したので、応用編では、底側と同じ寸法のケント紙で何も装飾しない状態にしました。

柄合わせした布を貼るだけでも、インパクトが出ますよね。
0049_密着ふた一体型_完成
今回の作り方はいかがでしたか?

この箱が仕上がった時、きっとみなさんも、ふたをカポカポと開けたり閉めたりしてしまうはず!?音の響きといい、箱の密着感といい、布箱の魅力に目覚めるかもしれませんね^^

さて、カルトナージュは必ずしも、自分で設計を考えて厚紙を切って作らないといけない訳じゃありません。カット済みの厚紙が用意された「カルトナージュキット」というものも存在します。

独創的な模様の布で有名なソレイアードなら、生地と厚紙がセットになった様々な形のカルトナージュキットが揃っています。
長方形の箱
レッド
リボン付きの箱
ブルー
パントレイ
イエロー
ティッシュボックス
メルヴェイユ

素敵な生地がセットになっていれば、柄合わせで悩む必要もありません。布にあまり馴染みがない人には、とっても便利で楽チンな手芸キットです。

それでは、また☆

スポンサードリンク

コメント

コメントくださる方はクリック

コメントを残す