引き続き、カルトナージュでつくる丸型小箱の作り方。
2回目レッスンの今日は、組み立てた箱(下の部分)に布を貼っていく工程の解説です。
前回までの解説は、以下を参考にして下さい。
vol.1 必要な材料と道具、丸型小箱の組み立て方
それでは、作っていきましょう。
Step5:箱の外側に布を貼る
箱の外周より少し眺めに布を用意します。
折りしろを、底側に10mm、反対側に20mm程度残した状態で、貼り始めます。
終わりの部分は、10mm程度折りかえしておくとキレイに仕上がります。厚めの布を使う場合は、切りっぱなしでも構いません。
ボンドの塗り方は、こちらを参考にしてみてください。
Step6:底の処理をする
まず、重なり合った布を切り取ります。
前回の工程で水ばりテープを切ったように、三角に切っていきます。
ポイントは、ギリギリまで切り込まないこと!!必ず、数ミリ残すようにしてください。後から厚紙が見えてしまっては、かっこ悪くなってしまいます。
Step7:反対側の処理もする
反対側の重なり合った布を切ってから、三角にカットしていきます。
三角にカットするのは、半分くらいのところまでにしてください。
折りしろを内側に貼っていきます。キレイに貼るポイントは、三角の先っぽまで一気に貼ろうとするのではなく、エッジを意識して際の部分を一回りしてから、徐々に先っぽまで貼っていくことです。
Step8:ケント紙を使って、底に布を貼る
箱の底用にカットしておいたケント紙を使って、外側と内側の布を用意します。
内側は、布を貼る前に、ケント紙を箱に入れてみて、すっぽり入るか確認して下さい。
折りしろ10mmを残してケント紙に布をはり、三角に切り込みを入れます。
ここでも、2~3mm程度残して、ギリギリまで切らないようにしてください。外側の底に貼るものは、折りしろもケント紙に貼付けておきます。
それぞれの底を、外側と内側に貼ります。内側を貼る時は、へらを使って、際までしっかり貼付けるようにしてください。
Step9:ケント紙を使って、側面に布を貼る
まずは、ケント紙を箱の中に入れて外周の長さを調整して下さい。
10mmの折りしろを残して布をケント紙に貼ります。折りしろは、写真のように1カ所を残して、ケント紙に貼っておきます。
残しておいたおり白から、箱の側面に貼れば箱の完成です。
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モデラー DZ-413 | カルトナージュ 基本セット |
ラウンドボックス | 2ウェイフレーム |
いかがでしたか?「ふたはなくてもいい!」って方は、ここまでの作業で終了です。側面の高さを長くすれば、ペン立て等にして使うことも出来ます。
次回は、ふたを作って完成させます。お楽しみに。
この説明じゃ分かりにくいよ…って方は、ぜひコメントやメールフォームでお問い合わせください。
それでは、また☆
次のステップへはこちらからどうぞ。
初心者向けカルトナージュの作り方 -丸型小箱の基本- vol.3

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