初心者向けカルトナージュの作り方 -丸型小箱の基本- vol.1

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これまでは、初めてのカルトナージュで作りやすい四角型のボックスの作り方を多く解説してきましたが、今回から3回にわたって、丸型小箱の作り方を掲載していきます。

初回の今日は、カルトナージュに必要な材料と道具の説明と、厚紙を切って、水ばりテープを使い、丸型小箱に組み立てるところまでです。


目指す完成品の形はこちら。和柄の布で作ってみました。
0118_和柄の丸型小箱
全体の制作時間は、初めての方で2〜3時間はかかると思います。一気に作らず、工程ごとで日を分けて作っても問題はありませんので、ぜひお試しください。
それでは、早速はじめていきましょう♪

丸型小箱のカルトナージュに必要な材料と道具

ー材料についてー
0118_和柄の丸型小箱_材料
・2mmと1mmの厚紙
少し大きな文房具屋さんや画材屋さん、ネットでも購入できます。
2mm:底とふたの円形部分に使います。
1mm:側面に使います。

2mm厚紙を側面にすることも出来ますが、特に小箱の場合作りにくいので、1mmで作るようにしています。
また、円形部分を1mm厚紙で作ることも出来ますが、作りが柔い感じになって、あまり好みではないので、2mmで作るようにしています。

この辺のチョイスは、ご自身のベストとなるものを探ってみてください。

・ケント紙
つるっとした質感の少し厚みのある紙です。
画用紙でも代用可能ですが、ボンドの水分がしみ込みやすく、多少作りにくいです。

・布
薄い布は、とても作りにくいので、初めての場合はお勧めしません。
また、ストライプや水玉など、すこし歪んだりすると気になる方は、花柄などのずれても目立たない絵柄を選ぶと、仕上がりの満足度も変わると思います。

・キルト綿
100円ショップでも購入できる、綿がシートのようになったものです。
ここでは、ふたをふわっとさせるために使用しましたが、なくても大丈夫です。


ー道具についてー
0010_カルトナージュの道具_set
・定規
・シャープペン
・カッター
・はさみ(工作用はさみ、裁ちバサミ、先の細い小さなはさみ)
・水ばりテープ(文房具店や画材屋さんにあります)
・ボンド(速乾用ではないもの)
・ふで(硬めのもの)
・へら
・洗濯バサミ

丸型なので、コレに加えて、コンパスが必要です。
また、サークルカッターがあれば、かなり便利ですし、ラップやアルミホイルの芯があると少し便利です。

道具については、カルトナージュに必要な道具と選び方のポイントで詳しく説明していますので、よければ参考にして下さい。それでは、作り始めましょう。

材料を準備して、丸型小箱を組み立てよう

Step1:厚紙をカッターで切り分ける
カッターを使って、必要な厚紙を切り分けていきます。サークルカッターを使わずに2mm厚紙をきれいな円形に切るのはかなり難しいのですが、一度に切ろうとせず、時間をかけて少しずつ切っていくのがコツです。
0118_和柄の丸型小箱の作り方s1_01
2mm厚紙
ふた:直径80mm
箱の底:直径76mm
ふたの閉まり具合は、使用する布の厚さや側面の巻き具合によって変わりますが、ふたと底の直径の差は、4〜6mmくらいあれば良いと思います。

1mm厚紙
ふたの側面:15mm×300mmくらい
箱の側面:40mm×300mmくらい
※「300mm」くらいとしたのは、あとで調整して切るからです。

Step2:ケント紙やキルト綿も準備しておく
円形のケント紙は、先ほどの厚紙をかたどって作ってもOKですが、厚紙の直径より−1〜2mmくらいにしておいた方が、後で調整する可能性が少なくなります。
(使用する布の厚みによる)
0118_和柄の丸型小箱の作り方s2_01

ケント紙
ふた×1:厚紙と同サイズか、−1〜2mmくらい
箱の底×2(外側と内側):厚紙と同サイズか、−1〜2mmくらい
ふたの側面×1:14mm×300mmくらい (厚紙の高さより若干小さめ)
箱の側面×1:35mm×300mmくらい(箱の底の厚紙を2mmで作る場合※)
キルト綿×2くらい:ふたの厚紙と同サイズ(ふんわり具合に合わせて枚数はお好みで)
※箱の側面のケント紙は、40mm(厚紙の高さ) – 2mm(底の厚み) – 3〜5mm

Step3:側面をぴったりなサイズにする
ラップの芯などを使って、側面の厚紙をなめすように丸めます。
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カットした円の周りに側面を巻いて、洗濯バサミやクリップでとめ、ピッタリサイズの側面になるように線を引いてからカットします。
0118_和柄の丸型小箱の作り方s3_02

Step4:水ばりテープを使って、箱を組み立てる
水ばりテープを適当な長さにカットして、写真のように側面を固定します。
0118_和柄の丸型小箱の作り方s4_01
内側も水ばりテープで止めたら、円形の厚紙をはめ込みます。
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円の外周に合わせたて水ばりテープをカットし、接着面を谷側にして2つ折りにします。
半分だけキッチンペーパーなどで水をつけ、側面に貼付けていきます。
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底の処理をしていきます。同一方向に斜めにはさみを入れて行きます。次は、反対側から斜めにチョキチョキと切って、三角にします。
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これは、水ばりテープの重なりを少なくするためです。
水に濡らしたキッチンペーパーを使って、三角になった水ばりテープに水をつけ、底に接着していきます。
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ふたも同じように作ります。この時点では、箱とふたを重ねてカポカポでも構いません。反対から見るとこんな感じです。
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ちなみに、これから貼ろうとしている布は、普通の厚さです。

完成した時の箱とふたの状態は、両手で箱を持ってふたを開ければすっと空くんですが、箱の中に何も入れずに机の上に置いた状態でふたをとろうとすると、片手では、ふたを取れないぐらいのしまり具合でした。

カルトナージュの材料や道具は、手芸材料の専門店 つくる楽しみがおすすめです。
グレー厚紙 2mm厚
(55x40cm) 5枚入
ピーチケント紙
(上質紙)普通
水ばりテープ(白) サークルカッター
C-3000GP

それでは、ひとまずここまで。次回は、箱(下の部分)に布を貼っていく工程です。
お楽しみに^o^/

それでは、また☆

次のステップへはこちらからどうぞ。
初心者向けカルトナージュの作り方 -丸型小箱の基本- vol.2
初心者向けカルトナージュの作り方 -丸型小箱の基本- vol.3

初心者向けカルトナージュの四角い箱の作り方はこちらから
vol.1 カルトナージュに必要な材料と道具、設計の考え方
vol.2 作業の大まかな流れと箱の組み立て(STEP1〜3)
vol.3 箱の外側と底の布を貼る(STEP4〜7)
vol.4 ふたを作り、内側に布を貼って完成(STEP8〜12)

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