みなさん、アルバムづくりしてますか?
お子さんのためにオリジナル表紙のアルバムをつくりたいというママさんからとリクエストを頂いたので、2回に分けて作り方を解説していきます。
使うのは、フエルアルバムという本格的なビス式アルバム!
実家にあるようなずっしりと大きいアルバムをカルトナージュでリメイクしていきます。

中身もしっかりスクラップブッキングするからアルバムの表紙にもこりたいとか、しっかりしたアルバムの仕様はいいんだけど好みの表紙が見つからなくて…なんて方におすすめです。
フエルアルバムってどんなもの?
フエルアルバムは、台紙が増やせるビス式アルバムです。ツギビスという専用のビスを使えば、補充用の台紙を追加して”ふえる”ことができる優れたアルバムなんですね〜。
表紙・背表紙・裏表紙のパーツがあり、背表紙で台紙をはさむようにして、全てのパーツをビスでとめるようになっています。
裏表紙側から、ドライバーを使ってとめビスをはずすようになっています。
ビスをとったら背表紙を外して、背表紙と挟まっていた台紙を外します。折れ曲がった表紙の端を開いてから、ビスをはずします。
この手順が台紙を増やす方法でもあるんですが、これで、カルトナージュでリメイクする全てのパーツが外せました。
表紙と背表紙は、ビスをとめるための穴があいた部分が左右逆なだけで、全く同じ作りです。(なので、裏表紙の作り方は割愛します。)
ちなみに、表紙と裏表紙はぷっくりした段ボールのような素材で作られているような感じです。背表紙は、ツルツルとした強度のある紙で出来ています。
では、早速アルバムリメイクを始めていきましょ〜^o^/
フエルアルバムを布でリメイクする方法
まず、使いたい布が決まったら、表紙にあててアルバムの絵が透けないかをチェックします。透けるようであれば、アルバムにケント紙やキルト綿などを貼って、透けないようにしておきます。
STEP1:表紙に外布を貼る
今回は、無地の布とデニム生地を2分割にしたかったので、アルバムに貼付ける前の下準備として2枚の布を張り合わせておきます。
ボンドで縫い合わせもよかったのですが、今回は1cmくらいデニム生地を折ってから無地の生地をボンドで貼りました。
面積が大きいので、ハケで表紙にボンドをぬって布を貼付けます。ひだの部分にしわが寄らないように、へらなどであとをつけておきます。
ボンドがしっかり乾いてから、目打ちでビスをとめる穴をあけておきます。裏側に折りしろを貼ってからだと、位置が分からなくなりそうだったので印を残しておくためです。
今度は、折りしろを貼っていきます。ビスでとめない・穴がない方の角は、いつものカルトナージュのように斜めに切っておけばいいのですが、穴がある方は、使う時に折り曲げる必要があるため、布を重ねたくありません。
そのため、上下の折りしろを貼ってから、余分に重なってしまう部分をカットしてから横の折りしろを貼ります。
ヘラをつかって、しっかりあとをつけておきましょう。
最後に反対側を貼ります。表紙自体にぷっくりとした厚みがあるので、断面もしっかりとあります。だから、折りしろを貼る前に、角にボンドを少し付けてツメでキュッとしてから貼るのがポイントです。
完全に乾いてから、ビスを入れる穴に目打ちを差し込んで穴をあけ、余分な布を先の細いはさみで切っておきます。実際にビスを差し込んでハマるかどうかチェックしてください。
本当は、ハトメなどに使う抜きポンチで、ポンとくり抜くのがベストなのでしょうが、家にないのでこの方法にしました。はさみでカットした部分が多少ボロボロになってもビスをとめてしまえば見えないので、これでいいかなと思ってます。
STEP2:表紙をデコレーションする
以前つくった手抜きアップリケを表紙にくっつけました^^/
カメラストラップを首からかけてるような感じにしたかったので、ひもを貼ってからボンドでつけました。
ひもは、裏側にかかるように貼っておきます。
例えば、くるみボタンとひもをつけてアルバム全体をくるくると巻くようにしたいときなどは、内布を貼る前の、この工程でつけておくようにします。
今回はここまで。次回は内布と背表紙を作ってアルバムを完成させます。
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表紙は自分で作ってオリジナルにすると決めたら、表紙の好みは無視して値段重視で決めちゃいましょ〜^^;b
それでは、また☆
次のステップへはこちらから
カルトナージュでビス式アルバムをリメイクする方法 vol.2

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